【メンバー紹介】インタビュー|古橋賢行(エンジニア)
皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。
テクノソリューションではどのような人がいるのかを知ってもらうため、 エンジニアの皆さんにインタビューをしました。
第3弾では、エンジニアの古橋さんにお話を伺いました。
普段はどのような業務をやっていますか?
主に、設計、実装、テストなどのシステム開発業務全般です。 今までに、AIやWEBアプリケーション、モバイルアプリなどの開発をしてきました。
なぜテクノソリューションに入社したのですか?
まず、様々な人にとってインターネットやスマホは必須であり、それ故に幅広い業種とかかわることができるため、そして、業界としての可能性があると感じたためエンジニアになろうと考えました。 会社の規模が小さく、業務に対して主体的に取り組む環境を期待できることが、テクノソリューションへ入社した決め手です。
テクノソリューションの良い点はなんですか?
個人の意見が受け入れられる環境が整っていて、議論ができる場のある職場であると思います。そのため、自分の考えを臆せずに主張することができます。 また、仕事の進め方に対してある程度裁量があることも良い点の1つです。
テクノソリューションだからこそ得られた経験はなんですか?
普段の生活ではは関わりがないような、専門的な研究機関と協力してシステム開発を行えたことです。
どのような人がテクノソリューションに向いていると思いますか?
自分で考えて行動することが苦にならないひとや、自分の興味関心について、掘り下げることができるひとだと思います。
エンジニアとして働くにあたって、大切だと思うことはなんですか?
目的をもって学習すること、好奇心をもつこと、多様な意見や考えに触れることの3つです。
あなたの今後の目標、挑戦、夢はなんですか?
なにかしら、世の中の面倒だったり、手間や時間がかかったりすることを自動化していきたいです。また、その自動化の手法やノウハウを、ビジネスとして展開していけたら面白いと思います。
ブログの読者に一言お願いします。
面白いWEBサイトや便利なアプリを知っていたら、ぜひコメントお願いします。
求人のお知らせ
テクノソリューションでは、一緒に働くエンジニアの仲間を募集しています。 ご興味を持たれた方は、ぜひご連絡お願いいたします。
【メンバー紹介】インタビュー|渡辺博之(技術統括責任者)
皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。
テクノソリューションではどのような人がいるのかを知ってもらうため、 エンジニアの皆さんにインタビューをしました。
続いて第2弾では、技術統括責任者である渡辺さんにお話を伺いました。
普段はどのような業務をしていますか?
主に開発全般です。少ない人数なので。
なぜテクノソリューションに入社したのですか?
一言でいうと、縁ですね。 元は派遣社員としてお世話になり、そのまま入社しました。
テクノソリューションの良い点はなんですか?
人数が少なかったせいもあって、これといった開発ルールがあるようでなかったのですが、それが幸いして、足回りは軽くなってます。 良い意味で、この状態を維持できればと思います。
テクノソリューションだからこそ得られた経験はなんですか?
小さいながらも、大きなお客さんのプライム案件をこなしていたことです。 厳しさもありましたが、結果的に良い経験になったと思います。
どのような人がテクノソリューションに向いていると思いますか?
いろいろなモノの見方ができて、探求心のある人ですね。 やってみないとわからないことだらけなので。
エンジニアとして働くにあたって、大切だと思うことはなんですか?
偏った知識ではなく、沢山の引き出しを持って、いろいろなことに「気づく」ことです。 どうしてもエンジニアは目先のことに没頭しがちで、まわりを見失いがちなのですが、それだと前に進んでいるようで、実は停滞しているだけなんです。技術が進歩しているのに、自分が停滞しているのはおかしいですよね。
あなたの今後の目標、挑戦、夢はなんですか?
もっとたくさんの言語を使えるようになりたいです。 過去の色々な言語に触ったことで、今の自分の土台固めができているので、あらゆるパラダイムを自分のスタイルに取り込んでいきたいなと思っています。 そして将来、自分だけの時間ができたときに、自分の好きなものを納期や予算にとらわれずにじっくり作りたいです。
ブログの読者に一言お願いします。
好きなことは、とことんやりぬいた方が後悔しませんよ。 こんな私と一緒に仕事しませんか?
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【メンバー紹介】インタビュー|坂口憲一(取締役事業部長)
皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。
テクノソリューションではどのような人がいるのかを知ってもらうため、 エンジニアの皆さんにインタビューをしました。
今回は、その第1弾として、取締役事業部長であり、テクノソリューションの生みの親である坂口さんにお話を伺いました。
普段はどのような業務をしていますか?
会社経営全般、なんでもやります。 営業・採用・財務経理・法務もやりますし、システム開発の要件定義や設計、テストなどは、今でも取り組んでいます。バグを見つけるのは、今でも私が一番上手ですよ。 本当は他のエンジニアと同じように、プログラミングに没頭したいのですが。
なぜテクノソリューションを設立することになったのですか?
もともとはコンピュータの世界でも、日露間の架け橋となるべく親会社である大陸貿易1に入社しました。 しかし、創業者の発案で、IT関連事業に進出するため、テクノソリューションを設立し、私が設立時から取締役に就任しました。
テクノソリューションの良い点はなんですか?
少数精鋭で小さな会社ゆえ、スピード感を持って事業展開ができることと、 雇用形態に関係なく、さまざまな案件や業務に携われるチャンスがあることです。
テクノソリューションだからこそ得られた経験はなんですか?
お客様やパートナー等、多くの方々と仕事を通じて、専門的な技術や業務知識を得られたことです。 また、人生における仲間を作ることもできました。
どのような人と一緒に働きたいですか?
いまはできなくても良いから、「絶対にできるようになる!」と自分を信じて、無我夢中で勉強する人と一緒に働きたいです。
エンジニアとして働くにあたって、大切だと思うことはなんですか?
どんな分野のエンジニアでも、「どうしてだろう?」や「何かできないだろうか」と疑問や興味を持つことではないでしょうか。自分自身が興味を抱くことで、自律的な行動にもつながりますし、技術革新の激しい世界では、常に最先端の技術や知識を学ぼうという学習意欲も向上します。 日頃からお客様や仕事仲間から教えを乞う、という謙虚な姿勢も必要だと思います。
今後の目標、挑戦、夢はなんですか?
「健康・AI・ロシア」を軸にして、日本の社会的課題を解決できるような商品やサービスを創り出したいと考えています。失敗だらけの試行錯誤の連続ですが、全く新しいことにチャレンジしていきたいと考えています。 個人的には、大学院に入学して、AIや生体信号処理の博士号を取得したいと考えています。
ブログの読者に一言お願いします。
これから、テクノソリューションは、どんどん新しいことにチャレンジしていきます。 健康登山・造船AI・ロシアITなど、新しいソリューションを市場に展開していく予定です。 いま、社員のみんなが共通の目標に向かって取り組んでいます。 今年中には、具体的なモノを皆さんにご紹介できると思います。ご期待ください。
求人のお知らせ
テクノソリューションでは、一緒に働くエンジニアの仲間を募集しています。 ご興味を持たれた方は、ぜひご連絡お願いいたします。
【ロシアIT】ロシアのIT教育のレベルが高い件!
皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。
昨今、日本でもAI(人工知能)やIoT、ブロックチェーンなど、IT技術が日常生活をさらに便利にしてくれる期待が高まっています。一方で、地球規模でのグローバルな競争がより一層厳しくなるなか、世界で活躍できる人材を育成するべく、2020年度から小学校でもプログラミング教育が始まりました。 さらに、科学技術の知識に加え、創造性を養うことを目的とした、STEAM教育(STEAM: Science, Technology, Engineering, Art, Mathmatics の頭文字を取った言葉)への注目も高まっています。
しかしながら、コンピュータやネットワークなどの教育環境が整っていない、知識や経験が豊富な教育者が確保できていない、教材に関しても不十分な点があるなど、課題が山積みです。
では、すでにプログラミング学習が必修となっている世界の国々では、どのような教育を行っているのでしょうか。ここでは、IT大国の1つ、ロシアの例を見ていきたいと思います。
ロシアのここがすごい!
国際大学対抗プログラミングコンテスト(ICPC:International Collegiate Programming Contest)では、2012年以降、なんとロシアの大学が「8年連続世界第1位」を達成しているのです。ちなみに、2019年大会では、東京大学は第3位でした。1
また、ロシアではエンジニアの輩出数も世界第1位となっており、まさに理数教育の大国となっています。2
いまでも「近くて遠い国」のロシアですが、IT技術という分野でも、ロシアは非常に高いレベルを保持しているのです。 その秘訣を、お伝えしたいと思います。
ロシアの教育制度
まず、ロシアの教育制度について簡単に説明します。 ロシアでは、義務教育は11年間です。1~4年目が初等教育(小学校)、5~9年目が基礎教育(中学校)、10~11年目が中等教育(高校)と分類されていますが、基本的には11年間ずっと同じ学校 (Школа) に通い続けます。
また、学校の代わりに、理数・芸術・語学教育などに力を入れている「リツェイ (лицей)」 と呼ばれる専門教育機関も存在します。外部から専門家を招いて、子供達に専門的な授業を受けてもらうことにも熱心です。
義務教育後は大学に入るのが一般的です。期間は4年間であることが多いです。その後、大学院へ進学したり、就職したりと人によって進路が変わってきます。
以上のことを踏まえ、ロシアのIT教育事情について解説していきます。
IT教育環境
ロシアで「情報科学 (Информатика)」というコンピュータを学ぶ科目が必修となったのは2009年です。 基本的には学校の1~4学年の間は、選択クラスとして設けられており、 6~11学年で義務教育となっています。第5学年から学習を開始する学校もあるそうです。 このように、小学生の低学年からIT教育を受ける環境が整っています。
ロシアの教育の特徴の1つは、課外活動(教育)の場が豊富であることです。興味を持った分野について、放課後や長期休暇に学校や大学で勉強することができます。 もちろん、情報科学も例外ではなく、多くの子供が、ITサマースクールなどに参加しています。
もし課外活動の枠を超えて情報科学に特化した勉強をしたければ、リツェイという選択肢もあります。理数科目についての英才教育を受けることが可能です。
大学以降は、より実践的な環境が用意されています。 独自のインキュベーション・アクセラレーション機関が設けられていることが多く、研究結果をすぐに事業化することができたり、大学からの支援を受け、起業をしたりできます。
学習内容
学校の情報科学では、主に
などについて学習します。
ロシアのIT教育における最も大きな特徴は「実践的学習」です。 とくにプログラミングやアルゴリズムといった分野で顕著にあらわれています。
低学年時は、コンピュータを使わない「アンプラグド教材」を活用して、図形や数、文字などの集合や分類、順序などを論理的に学ぶ授業から始めます。そして、ロシア語プログラミング言語「クミール (КуМир)」や米国MITが開発したScratchを利用して、プログラミングに慣れていきます。
高学年になると、主にPascalを用いてアルゴリズムなどの勉強をしていきます。 単に教科書の内容に従うのではなく、まず先生がアルゴリズムの原理や数式の説明し、それに従って自分でフローチャートを作り、プログラムを組むといった学習方法が主流です。
この実践的な学習方法が、ロシアに優秀なエンジニアが多い理由の1つなのかもしれませんね。
まとめ
小学校低学年のうちからコンピューターに触れる機会があり、論理的な思考を早い段階で学びつつ実践的な教育が用意されていることが、ロシアにおけるIT教育の大きな特徴です。
現在、テクノソリューションでは、この実践的なロシア式IT学習メソッドを取り入れたIT教育プログラムの開発を、日露共同プロジェクトとして協力しながら進めています。 このメソッドを取り入れることによって、AIやセキュリティなどの先端技術についても、理論や原理を理解したうえで、日本社会に応用できる「先端IT人材」の育成を目指しています。
テクノソリューションの新しい挑戦に、応援よろしくお願いいたします!
参考サイト
1. 世界大会 | ICPC 国際大学対抗プログラミングコンテスト 2. Which country has the most engineering graduates? | World Economic Forum
【ロシアIT】 ロシアITの特徴について解説します!
皆さん、こんにちは。 テクノソリューションです。
皆さんは、ITが進んでいる国といったらどこを思い浮かべますか? シリコンバレーがあるアメリカ、オフショア大国インド、成長著しい中国などでしょうか?
実は、それらに負けず劣らずのポテンシャルを秘めている国の1つが、ロシアなのです。 それでは、ロシアITにはどのような特徴があるのかを、説明していきたいと思います。
高い論理的思考力
ロシアの技術者は、数学およびアルゴリズムがかなり得意です。 元々、自然科学分野には強く、その伝統がITにも引き継がれているようです。
海外の競技プログラミングサイト「Hacker Rank」の、分野別ランキングでは、ロシアは堂々の1位でした。
また、世界的に有名な競技プログラミング選手である コロトケビチ ゲナディ氏 (Короткевич Геннадий) はロシアの大学生です(出身はベラルーシ)。
現在、この論理的思考力は、プログラミングだけでなく、人工知能分野での研究開発にたいへん役立っています。 実際、ロシアには良質なAIサービスが多数存在しています。例えば、
- 「VisionLabs」:画像認識・顔認証
- 「N-Tech.Lab」:顔認証
- 「Cubic.ai」:音声認識・自然言語処理
などがいい例です。
このように、「高い論理的思考力をもったエンジニアが多い!」というのがロシアITの特徴の1つです。
充実した教育環境
2020年度から日本の小学校でも、ブログラミング教育が必修となりました。しかし、ロシアでは約10年ほど前から、小学校〜高校まで、情報科学 (Информатика) が必修科目となっています。 学習内容も充実しており、プログラミングやアルゴリズム学者はもちろんのこと、インターネットの仕組みやRSQLの仕組み、3Dモデルの扱い方なども幅広く学んでいます。
大学では、一般企業やインキュベーター、アクセラレーターとのつながりが強く、ピッチコンテストや、学生起業なども盛んです。 また、コンピュータサイエンス学部に所属する学生の卒業課題が、IT企業でのインターンシップであることも珍しくありません。
ロシアでは、小学校〜大学までの教育機関以外にも、民間企業によるIT教育が盛んです。 例えば、ロシアの大手IT会社「Yandex」は、ITスクールを学生向けに無料で提供しています。
このように、ITの教育環境がしっかりと整備されていることが、ロシアITの2つめの特徴です。
国家によるデジタル戦略
自然エネルギー(石油・石炭)に依存した経済構造から脱却すべく、ロシアは積極的なデジタル戦略を推し進めています。 「ソフトウェアの輸出 No.1」を目指しており、ITスタートアップの起業支援政策や、技術伝承政策などが充実しています。
また、ロシア版シリコンバレーとして有名な「スコルコボ (Сколково)」(モスクワ市)や、広大な原野から開墾して作り上げたIT都市「イノポリス (Иннополис)」(カザン)、筑波学園都市(茨城県筑波市)のモデルとなった研究学園都市「アカデムゴロドク (Академгородок)」(ノボシビルスク市)などをはじめとした国立研究施設は、ロシア各地に点在しています。
このように、国家によるデジタル戦略に力が入っているのも、ロシアITの特質すべき点です。
まとめ
「論理的思考力」・「教育制度」・「デジタル戦略」が、ロシアITの主な特徴です。 もちろん、ロシアITにも、この記事で書いたような優れた面ばかりがあるわけではありません。日本のIT事情と同じように、いくつもの課題もあります。しかし、日本とロシアで助け合うことができたら、お互いの強みを生かしつつ、課題を克服できると思います。
私たち、テクノソリューションでは、ロシアITの教育やさまざまなITサービスを、日本市場で展開する活動をしています。 今後、日露双方が「Win-Win」となれるような新しいソリューションを創出していきたいと思います。
テクノソリューションの今後の活動にご期待ください!
テクノソリューション公式ブログ始めました
皆さん、はじめまして。 株式会社テクノソリューションです。
私たちは、健康登山アプリ(スポーツIoT)や造船AIなどの研究開発を手がけている会社です。
また、日露のデジタル経済協力に関連して、ロシアIT企業との新しいビジネスも積極的に推進しています。
このブログでは、テクノソリューションにはどのようなエンジニアがいるのか、日々の業務でどのような経験が得られるのか、ロシアにおけるIT技術の活用状況やレベルはどのようなものなのか、などについて最新情報を発信していく予定です。 私たちについて、少しでも知ってもらえらば幸いです。
私たちの詳しい情報については、公式ホームページに掲載してあります。 ぜひ一度、ご覧ください。
よろしくお願いします!