【ロシアIT】ロシアのVR/ARについてまとめてみた

皆さんこんにちは。テクノソリューションです。

VR/ARと聞くと、皆さんはどのようなもの思い浮かべますか? スマホゲームや、Play Stationなどを思い浮かべた人が多いのではないでしょうか?

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現在は、娯楽分野での活躍が目立っていますが、他にもネットショッピングや医療、ビジネスシーンなどでもVR/AR技術は活用できると言われています。

今回はロシアのVR/AR技術について、どのようなサービス・企業があるのかまとめていきたいと思います。

Cerevrum

Cerevrumは、ヴァーチャル空間で研修をすることができるVRプラットフォーム「Cerevrum」を提供しています。 ファストフードショップの「バーガーキング」や、ロシア版コストコこと「リエンタ(Лента)」、オーストリアの銀行「ライファイゼン銀行」などがシステムを導入しているそうです。

Cerevrumを用いたバーガーキングの英語研修

VRシステムでは、仮想空間で研修をするだけでなく、研修時間や研修状況を管理・分析することができます。 コロナ禍で研修等も難しくなっていますが、Cerevrumが1つの問題解決の糸口かもしれませんね。

Devar

Devarは、子供向けの教育的なデジタルツールを提供する会社です。また、それらを通して子供にインターネットリテラシーを教えることを目的に活動しています。 主に、AR技術を活用した教育用の本などを提供しています。恐竜や宇宙、人体などをテーマにしたものが大変人気です。画面越しではありますが、動く動物や、恐竜、微生物などを観察することができます。

Devarの人気なAR恐竜図鑑

DevarとCerevrumは、世界的なレイティングである「Jobs for the Future 2020」に選ばれています。今後の発展に期待できますね。

WayRay

WayRayは、ホログラフィックARを用いて窓をARデバイスに変えるツールを提供する会社です。ロシア生まれのスタートアップですが、スイスにメインオフィスを構えており、ドイツ、アメリカ、中国などでもサービスを展開するなど、すでにグローバルな活躍をしています。 WayRayはホログラフィックARを主に、自動車分野で利用しています。車のフロントガラスに、現在の車の位置や、スピード、地図や行先などを表示し、運転のアシストをしてくれます。他には、家の窓から見える景色を拡張するようなシステムもあります。

WayRayの自動車用ARナビゲーション

WayRayの活躍で、今後車の運転がさらに楽になると良いですね。

まとめ

ロシアにも多くのVR/ARサービスがあることがわかったのではないでしょうか。 また、娯楽だけでなく実生活やビジネスで役に立つサービスも多いことがわかったのではないでしょうか。

VR/AR技術はまだまだ発展途上です。今後、技術がさらに発展し、生活がより豊かになるのが楽しみですね。

参考文献