【アプリ開発】アルバイトを通して学んだこと

みなさんこんにちは。テクノソリューションの田中です。

私はこれまで学業と並行してアルバイトの方をさせて頂いていましたが、後期からは学校の方も比較的忙しくなるため、この度7月末でまでの契約とさせて頂きました。 今回は長いようで短かったこのアルバイト期間を振り返り、記事とさせて頂きます。

テクノのバイトを通して感じたこと

私は前職でもフルリモートでプログラムを書くエンジニアをしていましたが、動くコードと製品としてのコードの違いをテクノソリューションでは特に感じました。国からの助成金や企業様からの依頼ということで当然のことなのかも知れませんが、コードの規則や要件定義との照らし合わせ、複数回に及ぶ実証テストなど、品質へのこだわりは非常に見習うべきところが多かったです。

開発を通して学んだこと

開発ではC#やXamarin.Formsなどを扱っていましたが、正直あまり経験がなかったので、常に調べ、学習しながらタスクをこなしていました。その中でも、分からないことはすぐに聞く習慣を付けて、社員の皆さんにはタスク内容ややり方をこと細かに説明して頂きました。自分が長時間悩んで分からなかったことでも、先輩方に聞けば一瞬で解決するということは日常茶飯事なので、そこをしっかり割り切れたのは良かったと思います。

テレワークについて

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私のような地方学生にとってこのようなテレワークでのアルバイトは非常に貴重です。コロナウイルスの影響でテレワークを導入する企業が増えたとはいえ、まだまだフルリモートとはいかない中で臨機応変に対応して下さり非常に助かりました。遠隔でも学業と両立させながら、チャットやビデオ通話を通じてタイムラグなく作業できる環境は今後も貴重になってくると思うのでぜひ続けてほしいです。

まとめ

とあるLT大会で坂口さんと知り合い、始まった関係ですが、雇用体系や予定変更など臨機応変に対応頂いて本当に感謝しています。今後に繋がる経験をたくさんさせていただきましたので、それらをもっと活かしつつ伸ばしつつ、また今のプロジェクト以外にも関われる機会がありましたら、より成長した姿をお見せしたいと思います。

【ロシアIT】ロシアのFoodTechが熱い!

皆さん、こんにちは。テクノソリューションです!

皆さんは、食べることが好きですか? コロナウイルスの影響で頻繁に外出を出来なくなった今、「出前」の形式をとったFoodTechサービスに注目が集まっていると思います。 また、日本では食品廃棄が問題になっており、そういった課題の解決を目指したFoodTech企業も増えてきています。 この動向はロシアでも同じで、優良なFoodTechサービスが次々に誕生しています。

今回のブログではロシアにはどのようなFoodTechサービスがあるのかをいくつか紹介していきたいと思います。

Briskly

Briskly無人販売店舗サービスを手掛けるスタートアップ企業です。冷蔵庫型の販売機「Micromarket Briskly」と、無人販売所「Briskly Go」を提供しており、モスクワや他の大都市を中心にロシア全土へサービスを拡大しています。無人販売所では、お弁当やお菓子、飲み物等の飲食物や、シャンプー等の生活用品を購入することが可能です。無人販売所の防犯対策も万全で、取り付けられたカメラがサービス利用者を常に見張っており、怪しい行動が見つかった場合は、録画した映像を専門機関へ自動送信することが可能です。また、商品の分析機能もあるため、マーケティングにも役に立ちます。

Briskly GoとB-payのデモムービー

無人販売サービスを利用するためには、専用アプリ「B-Pay」を利用する必要があります。近くにあるBrisklyの無人販売所を探し、その販売所のロックを解除し、商品を取り、そのままキャッシュレス決済するといった一連の流れを全て1つのアプリから行うことが出来ます。B-Payのバーコード読み込む機能・支払機能は、Brisklyと提携したスーパー等でも利用することができます。アプリのおかげでレジの列に並ばず会計を済ませられるのは便利ですね。

Monty Cafe

Monty Cafe はロボットによる屋台やカフェを提供している企業です。様々なイベントや展示会で、Monty Cafeのロボットは好評を受けており、ロシアだけでなく、アメリカでもサービスが展開しています。

Monty Cafeのデモムービー

Monty Cafeのロボットは、コーヒーやカクテルといった飲み物やマフィンやアイスクリームなどのデザートなどの食べ物を提供することが可能です。また、Monty Cafeのオーナーは、グラフなどで可視化された販売データを、専用アプリから簡単に確認することができます。
さらに、ロボットが提供や料理をする「ロボットレストラン」も展開しており、中国や韓国、タイなど主にアジアの国々でサービスが展開中です。いつか日本でも、Monty Cafeのロボットカフェやロボットレストランで食事ができる日が来ると良いですね。

foodcast

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foodcastの利用画面
引用:https://foodcast.ai/

foodcast は、レストランの食品管理のソフトウェアで、AI技術を用いている点が特徴です。利用開始後、1ヶ月で約40%の無駄を省くことが可能だそうです。
使い方も簡単で、料理のレシピと先週のデータを入力するだけで自動的に、新しい注文リストを作成してくれます。また、注文リスト予想には100以上の要因を用いており、90~95%のレベルで正確な結果を返してくれます。分析結果はエクセルから確認できるため、特別なソフトを新しくインストールする必要もありません。
さらに、foodcastはOpen APIも提供しているため、自社システムへの統合も簡単に行うことができると思います。 foodcastが更に普及することでロシアだけでなく、世界の食品廃棄が減ると良いですね。

まとめ

レベルの高いFoodTechがロシアには多く存在することがわかったのではないでしょうか。自分たちの食事情を豊かにしたいという気持ちは全世界で共通なのかもしれないですね。 AIなどの先端技術を用いた新しいFoodTechサービスが今後も増えていくことに期待しています。

参考サイト

【アプリ開発】人生で初めての開発に携わって

皆さん、こんにちは。テクノソリューションの、松浦です。

テクノソリューションではヘルスケア関連サービスとして、「登山による健康の維持」をサポートする「健康登山アプリ」の開発を行っています。私は、このアプリの開発にアルバイトとして携わっています。私にとって初めてのソフトウェア開発で非常に多くのことを学んだり、感じたりしました。

今回のブログでは、開発を通して私が感じたことなどを共有していきたいと思います。

1. 技術面で成長できた

実務レベルの開発をすることで、あたりまえかもしれませんが、技術面での成長は大いにあったと思います。 使用した言語の知識や、プログラミングの手法、フレームワークの使い方など本当に多くのことを学べました。また、開発を通すことによって、ソフトウェアがどのように動いているのかをはっきりと理解することもできました。

特に重要だと感じたことは、「保守性」です。自分が携わったのは、サービスのプロトタイプ開発でしたので、後々の機能の追加や改良が予想された作りにする必要がありました。そういったプログラミングの方法は聞いたことはあったのですが、今回の開発で初めて自分が行うことになり、その大切さを身をもって感じました。 まだまだ勉強しなければならないことはたくさんあると思うので、今後も努力していきたいです。

2. チームでの開発の経験

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複数人での開発を通して、特に感じたことは3つあります。それは、「進捗・課題の共有」・「スケジュール管理」「自主性」です。 まずは、「進捗・課題の共有」です。私が担当したパートは、自分1人のみで作業をしていました。そのため、周りからは自分がなにをしているのかわかりずらいため、定期的に必要事項を共有するよう心掛けていました。また、今回の開発はリモートという点もあったので、それが特に大切だと思いました。 次に、「スケジュール管理」です。実務での開発には納期が決められているので、計画的に開発を進めていく必要があります。特に、期限以内にモノを作り終わるのではなく、テストまで終了させる必要があったり、予期せぬ自体などが起こることもあったりするため、そういったことも考慮した上でマネジメントをする必要があると学びました。 そして、最後に「自主性」です。ただ上司からの命令を聞いて動くだけでなく、自分がやることをしっかり把握し、それにコミットしていく必要があると感じました。そのためにも、ドキュメントや仕様、要求等をしっかり把握しなければいけないことも理解できました。 将来、他の開発に携わるときも、ここで学んだことを活かしていきたいです。

3. 最も身についたこと

技術面や開発の注意点など多くのことを学ぶことができましたが、なによりも得られたものは「自信」だと思います。今まで、個人でプログラミングをするとき、自分には難しいと思い込み、使うことを避けてきたツールなあどが多くありました。しかし、今回の業務ではそういったツールを使う必要もありました。 他のエンジニアさんに助けてもらったり、自分で色々と調べたりしながら挑戦をしていきながら、だんだんと「自分でもできる」と思えるようになっていきました。 今回の開発を通して得た自信を土台にして、新しい技術や知識を貪欲に取り入れていきたいです。

まとめ

人生で初めての実務レベルの開発をして、得られたことはとても多いと思います。 そして、そんな経験をさせてくれたテクノソリューションの皆さんには、感謝しきれない程の気持ちでいっぱいです。 今後は開発だけでなく、ロシア関連の業務も増えていくかもしれませんが、自分ができることを最大限に活かして会社そして、社会に貢献していきたいです。

【テレワーク】テレワークにもってこい⁉ホワイトボードアプリMiroが便利な件【ロシアIT】

みなさん、こんにちは。テクノソリューションです。

新型コロナウィルス蔓延の影響を受け、日常業務や講義で「オンライン」を取り入れた企業や大学も多いと思います。テレビ電話サービスやクラウドサービスなどの普及から、在宅勤務のハードルがぐっと下がったと思います。しかし、まだ煩わしさがあるのも事実です。

今回の記事では、その煩わしさを少しでも減らしてくれるサービス「Miro」を紹介いたします。

Miroとは

Miroとは「オンライン共同ホワイトボード」サービスです。簡単に説明すると、「ホワイトボード」と呼ばれるメモ等を書き込めるプラットフォームを、オンラインで複数人で共有することができるサービスです。

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miroのホワイトボード

ホワイトボードには、様々なテンプレート素材が用意されているため、簡単に表やツリーグラフ、フローチャートなどを簡単に書き込めます。また、Google DriveやGit Hub, Slackなどの外部サービスとの連携も可能です。

Miroを使ってみて

残念ながら、テクノソリューションではまだ利用できていません。しかし、大学のオンラインゼミでMiroを導入しましたので、その感想について伝えたいと思います。

私のゼミでは、皆の前で数式を解く必要があります。しかし、テレビ電話ではリアルタイムに数式を共有するのが難しいです。しかし、Miroを導入することにより、スマホタブレットから式を書き込み、共有することが可能になりました。画面共有をしなくとも、適当なホワイトボードに参加していれば、共有事項が確認できる点も便利だと感じました。さらに、ホワイトボードに書いた内容はサービス利用終了後も残るため、授業の復習もできます。 今は自習でもMiroを利用し、授業の課題の解き方なども、ゼミの仲間で共有しています。

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様々なテンプレートが用意されている。

テンプレートにはさまざまな表のフレームが用意されているため、例えば、ビジネスの場でも、アイデアの創出や共有などに利用できるのではと感じました。

Miroはロシア発のサービス⁉

Miroのメインオフィスは現在、アメリカのサンフランシスコにあります。しかし、サービスが生まれたのはロシアの都市ペルミ (Пермь)です。 現在でもペルミにはMiroのオフィスがあり、主に開発の拠点となっています。 元々はRealtime Boardという名前だったのですが、その当時から多くのベンチャーキャピタル(VC)から投資を受けていました。今後もロシアを代表するスタートアップとしての活躍に期待したいです。

まとめ

Miroの魅力が少しだけでも伝わったでしょうか? Miroの無料プランでは、ホワイトボードの数などに制限がかかるのみで、有料プランとほぼ変わらない機能を使うことができます。 オンライン上でアイディアの共有などをもっと快適にしたいや、打ち合わせをスムーズにしたいと考えている人は、一度Miroを利用してみてはいかがでしょうか。

【ロシアIT】テクノソリューションがロシアITビジネスに取り組む理由

皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。

当社取締役の坂口が執筆したエッセイ「日露ITビジネスに懸ける想い」が北海道大学モスクワ国立大学共同オフィスの公式サイトにて、日本語とロシア語の2ヶ国語で掲載されました。

このブログでもロシアITに関する記事を複数掲載していきましたが、「なぜロシアITなんだ?」と疑問を抱いた人も多いのではないでしょうか?

今回のブログでは、そういった疑問に答えるべく、なぜ当社「日露ITビジネス」に取り組むのか紹介していきたいと思います。

1. 日露ITビジネスのきっかけ

当社が、ロシアITビジネスへの取り組みを始めたきっかけは、坂口が、学生時代のロシア留学から25年経った2018および2019年に、再度ロシアへ赴いたことです。ロシアのIT企業や教育・研究機関、またそれらに関係する商談会等のイベント参加を通して、ロシアの技術力やエンジニアのポテンシャルの高さを改めて再認識しました。 25年前の1994年はソ連邦崩壊後の社会混乱による影響で、日露間でのコンピュータビジネスは非常に難しい状況でしたが、いまは日露双方とも新しいビジネスに対する機運が高まっています。

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ロシアのリツェイ(専門学校)への訪問時の写真

しかし、日露間には政治的な問題やビジネス習慣・言葉の違い、情報の少なさ等から、お互いに対する興味・関心の温度差や壁を感じたそうです。そして、そのような状況を打破するために「日露ITビジネス」への取り組みがスタートしました。

2. 日露ITビジネスの課題

日露の間では、領土や平和条約等の問題がありますが、文化交流やビジネスの場などは年々増加しているように感じます。しかしながら、政治的・歴史的な理由から、ロシアへ悪い印象を持っている、若しくは無関心な日本人が大半ではないでしょうか。このようなロシアへの印象が、両国のビジネスの発展の歯止めになっていると思います。 IT業界に焦点を当てると、ロシアには高い技術力やユニークなサービスがあるものの、既に日本にも類似製品・サービスが存在したり、法的・慣習的に日本市場に取り入れることが困難などの理由から、商談が具体化しないことが多々あります。 こういった課題を乗り越えなければ、日露のビジネスはなかなか芽を出さないと思います。

3. ロシアと日本の社会問題

日露ビジネスの壁を超えるため、当社はロシアITの教育や人材といった点に注目をしました。その理由は両国の社会的な課題にあります。 まずは、日本についてです。日本のIT業界には多く難点があると思います。例えば、多重下請構造や、客先常駐、IT教育の遅れなどです。それらが原因で、AIやIoT、データ分析等の先端技術を使いこなせる「高度IT人材」の不足という大きな問題が発生しています。対するロシアは、国主導で「デジタル経済」を推進しています。国立の研究機関とIT企業、大学等の研究機関が相互に連携するエコシステムが出来上がっており、高い技術力を擁するIT人材の育成を行える環境が整っています。しかし、そのような背景にはエネルギーに依存した不安定な経済体制から脱却するという、ロシアが抱える構造的な課題が隠れています。

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ロシアの「デジタル経済」の元、政府によって開発されたテクノパークの1つ。大学や企業の出会いの場にもなっており、ITエコシステムを支える重要な基盤。

4. 日露ITビジネスの展望

両国の状況を照らし合わせた結果、たどり着いたものが「ロシアの高度IT教育の日本での展開」です。元々、ロシアは科学技術分野に秀でていました。冷戦時代はアメリカと宇宙開発で互角に争い、現代では国際プログラミングコンテスト数学オリンピックで何度も首位獲得をしています。そのような下地がロシアの科学技術教育の環境にはありましたが、IT企業・研究機関等での実務経験といった実践的な能力を得られる機会が、前述したエコシステムによって著しく増加しました。このような「ロシア型教育カリキュラム」を日本とロシア、双方の大学と共同で開発し、日本のIT業界が抱える課題を解決していきたいと思います。

日本人への教育だけでなく、ロシアのエコシステムで教育を受けたロシアIT人材への教育事業も計画中です。日本市場で働く際、即戦力となれるように、日本語や日本の労働慣行・法律等の教育を実施していきたいと思います。 さらに、当社の独自ネットワークを活かした、オフショア開発やR&D受託開発の展開等も計画中です。

5. まとめ

25年ぶりのロシア再訪がきっかけで始まった「日露ITビジネス」ですが、その最終的なゴールは「日本のロシアに対する態度を変革すること」です。IT教育やIT人材、オフショア開発等を窓口として、日本がロシアについて知ってもらうことで、豊かな文化交流や持続的な相互のビジネス展開が可能になると思います。 当社の活動を通して、一人でも多く「ロシア」について知ってもらえれば幸いです。

【テレワーク】テレワークになってから2ヶ月間経って思ったこと

みなさん、こんにちは。テクノソリューションです。

緊急事態宣言が解除されてから既に2週間程経ちましたが、みなさんの生活はどのようにかわったでしょうか。在宅勤務が終了し、以前のような「出社」や「登校」が再開した人、テレワークやオンライン授業が依然続いている方など様々ではないでしょうか。

テクノソリューションは、4月初旬から在宅勤務へとシフトしましたが、緊急事態宣言が終わったいまでもテレワークを続けています。

今までの約2ヶ月間のテレワークを通して、生活がどのように変化したのか、アルバイトの松浦君にお話を伺いました。

総合的に見て、テレワークの方が良い

約2ヶ月間、テレワークで業務を行っていますが個人的には、テレワークの方が良いです。 僕は11月からインターンシップという形で週1回のペースで、3月からはアルバイトとして毎日、テクノソリューションの本社へ行っていました。そのときよりも、今の方が快適に感じることが多いです。

特にテレワークの恩恵を感じるのは、満員電車に乗る必要がないときです。僕は埼玉県に住んでいるので、本社の八丁堀まで約1時間かかります。その移動時間が短縮され、なおかつストレスが溜まる満員電車に乗らなくて済むのはかなり大きいメリットだと思います。また、移動時間が短縮された分だけ他のことに時間を使えるのも良い点ですね。 また、家事などの物音で気が散ってしまうことも正直に言うとあるのですが、それよりも自室の慣れた環境で作業を進められるため集中が続くことが多いです。

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松浦君の作業机

ただ、もちろんテレワークにもいくつか悪い点はあると思います。例えば、体を動かしたり外出やコミュニケーションの機会が減ってしまい、精神的なストレスを少し感じることがあります。後は、アルバイトである僕特有の悩みだと思うのですが、自分の開発環境に若干ストレスを感じます。アルバイトであるため、自分のパソコンで業務をしなければならなく、パソコンの容量がある程度業務用のファイルなどで圧迫されてしまったり、ソフトウェアを快適に動かすレベルのスペックがなかったりといった点に少しだけ不満を感じています。

不安はすぐ払拭された

テレワークになると聞いたときは、期待と不安の両方を感じていました。 特に、業務中にわからないことがあった場合、質問等はどうすればよいのかということに不安を感じていました。しかし、チャットサービスで気軽に質問できる環境が整えられていたため、杞憂に終わりました。また、必要に応じてテレビ電話等を用いた対応等も可能です。ですので、この点に関してはいままでの形式の働き方と大差ないように感じます。

今後もテレワークを続けていきたい

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僕は今後もテレワークを続けていきたいと思います。やはり、通勤時間の短縮や慣れた環境での作業の恩恵が大きいからです。しかし、在宅勤務をする上でいくつか注意点もあると思います。まずは、現状や課題の共有です。テクノソリューションでは、業務開始と終了時に業務内容と進捗の連絡をしたり、社員さんが課題共有の場を作ってくれたりしたため、比較的お互いの状況がわかる環境にあると思います。今後も、社員さん達と協力して「共有」を怠らないようにしていきたいです。あとは、業務外や休み時間に定期的に体を動かす必要があると思います。メンタル面に支障をきたさないためにも重要なことだと思います。 これらのことに気をつけながら、今後も自宅から会社や、社会に貢献できるように努力していきたいです。

まとめ

テレワークには、もちろん良い点、悪い点が存在します。そして、テレワークの長所を最大化するためには気をつけるべき点も多くあると思います。テクノソリューションでは、社員・アルバイトの皆で協力をしながら、より良いリモートワーク環境を構築できるように努めていきたいと思います。 また、テレワークを通して得られた体験・知見が読者のみなさんに何かしらの役に立てば良いなと思っております。 在宅勤務について気になることや質問したいこと等がありましたら、ぜひコメントください!

【ロシアIT】スポーツ界に革命を!ロシアのスポーツテック企業についてまとめてみた

皆さん、こんにちは。テクノソリューションです。

緊急事態宣言は解けましたが、長い外出自粛要請が宣言されている間、なかなか体を動かしたり、スポーツを出来なかったりという方は多いのではないでしょうか。

今回は、そんなスポーツに注目して紹介していきたいと思います。

InMotion

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引用:http://inmotion-sports.tech/en

まず始めに紹介するのが、スポーツ選手トラッキングサービス「InMotion」です。 小型ウェアラブルバイスとなっており、InMotionを取り付けた選手のフィールドでの位置、加速度、状態、脈拍、心電図などのデータをリアルタイムで取得、送信することができます。データはWi-FiBluetoothで即座に送られるため、すぐに値を確認することも可能です。現在は約22のスポーツに対応しており、トレーナだけでなく、スカウトマンやメディア関係者なでへの需要もみこめます。 InMotionは2019年に設立された会社ながら、世界的なサッカーチームを含む、3,000人ほどのサービス利用者がいます。今後のサービス発展に期待できますね。 これからは、InMotionによってスポーツ選手のマネジメントもデジタル化されていくのでしょうか。

S10.run

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S10.runの利用画面
(引用:https://s10.run/

S10.run」は、ランニング専用のオンライントレーニングサービスです。「スチューデント」、「トレーナー」、「マラソン選手」の3つの利用プランが用意されています。 スチューデントプランを利用しているユーザーは、トレーナーユーザーを選ぶことができ、ランニング・ジョギングについてトレーニングを受けることが可能です。利用料金は月々約600円(280ルーブル)です。 トレーナープランのユーザーは、スチューデントユーザーにランニングについての指導をする必要がありますが、S10.runのサービスを無料で利用することが可能です。また、トレーナーをサポートをする機能がたくさん用意されているのも魅力的な点です。 さらに、S10.runによって集められたランニングのデータは自動的にグラフや表にまとめられるので、分析などを簡単にすることが可能です。 ジョギング・ランニングがもっと身近になる注目のサービスですね。

idChess

最後に紹介するのが「idChess」です。名前から想像できる通り、チェスに関するアプリケーションです。 「チェスはスポーツではないのではないか」という考えの人が日本では多いかもしれませんが、頭と精神力を使う「マインドスポーツ」と言われており、ヨーロッパではスポーツとして扱われることが多いです。特にロシアでは、チェス人口も多く、「チェス = スポーツ」という認識はかなり一般的です。 idChessを利用すれば、カメラでチェスの盤面を撮影するだけで、簡単に分析をすることが可能です。例えば、有利な手を教えてくれたり、自分の手に対して評価をしてくれたりすることができます。

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idChessアプリ
(引用:https://apps.apple.com/ru/app/idchess-play-and-learn-chess/id1464126978

チェスのトレーニングや実況解説、自身の能力分析、トーナメントの実施等に活用されています。アプリには、全ての機能を使える有料プランと、利用制限のかかった無料プランの2種類が用意されています。 無料で高性能な機械学習を利用したサービスが利用できるなんて、とても驚きですね。

まとめ

スポーツに関する優良なITサービスがロシアには多数存在することがわかったのではないでしょうか。 スポーツテックの特徴の1つは、今回紹介したサービスにも当てはまる通り、機械学習やIoTといった最新技術が多く利用されていることだと思います。スポーツプレイヤーの生体解析や動画の分析のためには、先端技術がどうしても必要になってきます。 ロシアに優秀なスポーツテックが多い理由は、そういった新しい技術を使いこなせるエンジニアが多いためであると考えます。 テクノソリューションでは、そういった優秀なロシア人エンジニア達と、日本人で協力した研究開発等ができるような未来を想像すべく、今後も日露ITビジネス分野での活動に力を入れていきます。

参考サイト